先輩の声

※所属や学年等は、建築士試験合格時点のものとなります。

ミスと苦手をマネジメントしよう

太古 尚稀さん

大学院2年生(建築学専攻)

令和5年度

一級建築士 合格

太古 尚稀さんさん

Q1.― 現在の仕事の道に進もうと思ったきっかけ

父の背中を見て

防水工事業を営んでいた父の影響です。家で建築関係の書類を目にすることが多く、建築業を意識することが多かったと思います。小さいころからトイレットペーパーの芯で工作を楽しんだりしていました。

Q2.― 一級建築士 試験の受験を決断した理由・きっかけ、また受験を決める際に不安だったこととその克服法

趣味の学びが本気に

もともと勉強が好きで、大学2年次にはインテリアコーディネーター、3年次にはインテリアプランナーの学科試験を突破していました。建築士試験の勉強も、明確に「建築士になりたいから」というよりは、知識を得たくてはじめたことです。学ぶうちに体系的な知識の重要性を感じるようになり、本格的に資格取得をめざすことにしました。

Q3.― 合格したからこそ言える失敗談や反省点、受験期間中の印象に残るエピソード

テキストを読みつくしてリベンジ!

設計製図試験は学科試験後の2カ月間で対策を行う必要があります。学院のカリキュラムだけでなく、テキストを端から端まで読みつくすことで、リベンジ合格を果たすことができました。

Q4.― 勉強時間のつくり方について、苦労した点・工夫した点

 

Q5.― 学習した内容が、お仕事で活かせたエピソード

学科合格そのものが武器に

就活時、学科試験に合格していたこと自体がアドバンテージでした。「基礎知識がある」「目標に向かって努力できる」と解釈していただけました。

メッセージ

太古 尚稀さん

合格後の心境や、周りの変化、今後の目標や抱負

この春から、晴れて設計職として働きます。私が挑戦したいのは、技術センターや研究所のような専門施設の設計です。技術者の方々が快適に、そして効率的に働ける環境を整えることで、彼らの活躍を支える仕事に携わりたいと思っています。いつか胸を張って「これは自分が設計した建物だ」と誇れるような仕事を成し遂げるために、努力を重ねていきます。

資格取得をめざす方へアドバイス

学科の学習は基礎を年明けまでに完成させているのが理想です。受験の前年の秋ごろにスタートすれば、ある程度のゆとりをもって進められるのではないでしょうか。合格へのポイントは、学院講義のテストで毎回100点や高ランクをめざすことです。学院の方針どおりに学んで身につければ合格できるカリキュラムなので、一つひとつの課題をクリアしていくことが合格への近道になると思います。