建築クイズ

日常生活の中で、建物に関すること、工事現場や建設現場等で、どうやってこの建物造っているんだろう?と思うことがあります。 そのような、建築物等に対するふとした疑問をクイズにしてみました。 簡単な問題ばかりですが、ぜひ、チャレンジしてみてください。

質問

日本で一番古い木造建築は?
 
回答

答え:法隆寺
法隆寺は、 今から約1400年ほど前、飛鳥時代の607年(推古15年)に聖徳太子と推古天皇により創建されました。仏教が日本に広がる起点となった聖徳太子ゆかりの寺院です。 現存する世界一古い木造建築物としても有名です。 日本初の世界文化遺産登録にも指定されています。

質問

ビルの屋上などで見かけるタワークレーンは、どうやって上に上げるのでしょうか?
 
回答

答え:マストクライミング方式やフロアクライミング方式でビルが高くなるのに合わせて自分で伸びていきます。
マストクライミング方式は、ビルの外側に台座を作り、支柱(マスト)を立ててマストを順次継ぎ足しながらクレーンを上げていきます。
フロアークライミング方式は、建設中の建物本体を利用し、クレーンを据えつける台座を建物の内部に作り、作業する高さが高くなると、その台座ごと上の階に持ち上げていきます。

質問

海の上の橋はどのようにして建設するのでしょうか?
 
回答

答え:まず、橋を支える足となる柱(主塔)を立てるための大きな土台を港で作ります。その土台を海まで船で引っ張り、土台を海に沈めて固定します。土台の上に柱を建て、道路になる部分をケーブルに吊り下げながらのばしていき、橋が完成します。

質問

日本で最初に建設された鉄橋は?
 
回答

答え:長崎のくろがね橋です
1868年に、長崎の中島川下流に架けられました。

質問

点字ブロックを発案・開発したのはどこの国の人でしょうか?
 
回答

答え:日本です
1965年に三宅精一氏によって考案され、1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道250号原尾島交差点周辺(現:岡山県岡山市中区)に世界で初めて敷設されました。 正式名称は、「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。 線状の形の「誘導ブロック」と「点状の形の警告ブロック」の形状の違う2種類のブロックがあります。

質問

山の鉄塔の送電線はどのように張るのでしょうか?
 
回答

答え:ヘリコプターを利用します。
ナイロンロープを積んだヘリコプターが鉄塔に近づき、ナイロンのロープを順次かけていきます。このナイロンロープに鉄のメッセンジャーワイヤーをつないで引っぱり、このワイヤーで電線を引きます。

質問

日本で一番長いトンネルは?
 
回答

答え:青函トンネル。
青函トンネルは、津軽海峡を横断し本州の青森県と北海道を結ぶ、長さ53.85kmの鉄道トンネルです。1961年に建設が開始され、1988年に開通しました。現時点で世界で二番目に長い鉄道トンネルです。

質問

「法面」の読み方は?
 
回答

答え:のりめん。
道路建設や宅地造成など、山の斜面などを切り取ったりや土を盛ることによって作られる人工的な斜面のことです。

質問

世界遺産「白川郷」の家屋で特徴的な建築様式は、何造りでしょうか?
 
回答

答え:合掌造り。
合掌造りは、木材を梁の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居です。合掌造りの屋根裏の部材には、釘などの金物を使用していません。屋根は三角形の茅葺屋根で、雪を落としやすくするため、60度もの急勾配になっています。 積雪が多く雪質が重い、白川の自然条件に適合した造りになっています。

質問

長崎県長崎市にある日本最古の石で建造されたアーチ式の橋は?
 
回答

答え:眼鏡橋(めがねばし)。
2つのアーチが水面に映ると眼鏡のように見えることから眼鏡橋と呼ばれています。 1960年には国の重要文化財に指定された歴史的建造物です。 1634年、興福寺の唐僧黙子如定禅師(もくしにょじょうぜんじ)の手によって架けられたのち一部が水害による被害を受けましたが、そのあと、再建されました。 本来は車両の通行も可能でしたが、石積みに緩みが目立つようにり、戦後、車両の通行を禁止し、それ以来、人道橋として使われています。

質問

山口県岩国市にある日本三名橋の1つに数えられる全長193.3m 幅5mの美しい五連アーチの木造橋は?
 
回答

答え:錦帯橋(きんたいきょう)。
錦帯橋は江戸時代初期の1673年に創建され、5連のアーチ構造が特徴です。また、木造建築であり、日本の伝統的な建築技術によって主な部分は釘を使用せずに作られています。